サカエダ氏作の07年新作シナリオです。
感想どしどしくださいね。(^^)
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シナリオ解説:
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◆対立要因
天正十年、六月二十七日。
尾張国清洲城に、今は亡き覇王の軍団長であった漢たちが集結した。
世にいう清洲会議である。
覇王の遺産を誰が継ぐのか――
どのように分け合うのか――
話し合いの末、「織田家」の後継者には信長の嫡孫・三法師秀信が選出され、遺領は重臣たる彼らの手によって分割統治される運びとなったが、それで全てが決着したなどと考える者は、誰一人として存在しなかった。
まだ、「信長」の後継者が定まっていないからである。
だが、それは会議などによって選ばれるようなものではない。
ただ、戦争によってのみ決せられるべきものなのだ。
――覇王を継ぐのはいかなる者か。
――もっとも強き者である。
◆想定状況
清洲会議のおよそ一ヵ月後、織田家の部将たちが新領地への移行をおおむね完了した七月下旬から八月上旬ごろにかけてを想定しております。
甲信では徳川家と北条家が武田遺領の争奪戦を繰り広げている最中であり、四国では長宗我部家が阿波制圧のための軍事行動を開始せんとする直前です。
中国の毛利家は羽柴家とは休戦中であるものの、宇喜多家とは美作西部の領有権等をめぐって対立中です。
◆可能行動
本作は本能寺の変後をあつかった拙作『獅子の時代』を原型としております。
したがって各種基礎データ類は『獅子の時代』を引き継いでおりますが、旧織田家の勢力圏およびその周辺地域の大名版図や初期配置は大きく変動しております。
羽柴派、柴田派それぞれによる本格的な多数派工作はまだこれから、ということで、近江から伊勢にかけては旧信長家臣団系の中小勢力がひしめき合い、外交関係も錯綜しております。
テストプレイおよびバランス調節は『天下統一 〜相剋の果て〜 シナリオ集』の上級モードで行いました。BGMと戦闘時のアニメーションは、あらかじめオフにしてあります。
◆謝辞
作成にあたっては、身勝手Papa様の『天下統一Editor』とTMapCOM様の『天下統一マップエディタ』を併用させていただきました。また、先達の方々が手掛けられたシナリオを、大いに参考にさせていただきました。篤く御礼申し上げます。
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ご意見・ご感想大歓迎です。
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更新歴:
- '07/03/26:初公開
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インストール方法:
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解凍後、「シナリオ開始前のフォルダ」に全ファイルをコピーしてください。
「シナリオ集」の場合、「Da」「Db」「Dc」「Dd」「De」「Df」「Dg」。「相剋の果て」の場合、「Da」「Db」「Dc」「Dd」。「乱世の覇者」の場合、「Da」「Db」「Dc」のどれかのフォルダです。
天下統一のオリジナルシナリオファイルは必ずバックアップしてください。
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作者:
サカエダ氏
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